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| 耐震リフォーム |

耐震診断の考え方

住まいが地震に対して安全か、そうでないかを判断するために、耐震診断というものがあります。


専門家が行う診断は、一般診断法と精密診断法の2種類がありますが、一般的な木造住宅であれば、一般診断法で十分です。評価は4段階に分かれ、数値で表されます。この数値がより小さい方が耐震性がなく、危険であることを示しています。地震による被害の大きさは、震源地の深度や距離、時間、揺れ方など一様ではないのですが、この診断法で「倒壊しない」と評価された場合、だいたい関東大震災なみの震度6強の地震がおきても、建物が潰れてしまわないレベルと考えてよいでしょう。「倒壊する」は、人命が奪われるほど建物が破壊されてしまう状態を指します。この評価の第一の基準は「生命の安全」ですので、震度6強より弱い地震でも、タイルにひびが入るなど、建物に被害が出る可能性はありますので、そのことは承知しておいてください。


築30年くらいの木造住宅は、ほぼ全ての住宅が耐震性が不十分といわれています。建ててから30年以上経った住まいは早めに耐震診断をして、問題点を知り、改修工事を実施するなど、対処した方がよいでしょう。